小一の娘が通っている小学校では、1学期に繰り上がりのない足し算と引き算までを学習しました。
宿題では計算カードをやっていました。
娘がたまに答につまるので、指を使うように言うと、
「先生が指は使っちゃいけないっていうもん」と娘は半泣き。
え~~~~~
なんで~~~~
と、初めて私は算数の指導法に違和感を覚えました。
次に夏休みなるとその計算カードを2分以内に全部言えるように毎日やりなさいという宿題がでました。
私もバカ正直にはじめはやらせましたが、なかなか2分は切れません。
普通にゆっくりやればできる計算も、カードで速く言おうとすると間違えます。
そのたびに「指使いなよー」といい、そのうち「指を使いなさい!」に変わっていきました。
お盆前には、できるのに毎日やることもないので後半はやらせませんでした。
2学期になり、先生は指を使って計算する子には指を使わないようにかなり強く指導するようになったそうです。
娘も指を使うときはこっそりかくれてやっていたそうです。
たまにお友達にみつかると「つかっちゃいけないんだよー」と、言われたとか。
それが3学期になって、ころっと先生の指導法が変わりました。
「指はどんどんつかっていいですよー」
娘は「先生変わった!」と思ったそうです。
たくさんの子供たちが「指をつかってよくなったのー」「かわったね」と口々に言っていたそうです。
いままで指を使っていた子はかなり喜んだとか。
「ゆびをつかったら間違えなくなった」という子もいたとか。
そして、このごろはほとんどの子が指をつかって計算しているみたいです。
ようやく自由に指を使えるようになって、みんなそのうちだんだんと指折り計算は卒業していくんでしょうね。
先生のこの豹変ぶりは、きっとどなたか保護者が先生になにか言ったんでしょうね。
こんなにコロッと変わるってことは信念を持って指を使わせなかったわけではないんだろうな。
続きがまだあるよ。
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